櫻井周

【櫻井周】イギリス、EU離脱へ

グリニッジ標準時で6月23日にイギリス(連合王国)で執行されたEU(European Union:欧州連合)の残留(remain)・離脱(leave)を問う国民投票で、離脱が多数を占めました。この結果を受けて、イギリスはEUから離脱することになりました。

マスコミの論評では、移民流入問題への反発やブリュッセル(EU官僚)への反発などが言われております。
これらの背景の一つとして、東欧へのEU拡大を急ぎ過ぎたことに遠因があろうかと思います。EUでは、域内先進国の財政負担、域内経済格差がある中での労働移動の自由など、経済格差が大きければ先進国の負担が大きくなることが明白でした。
にもかかわらず、推進を急いだ背景には東西冷静終結による果実を東欧諸国にもたらすことで欧州の安定を求めた、つまりロシア対策という観点があろうかと思います。

ヨーロッパの統合は、大きな歴史の流れとしては変わらないでしょうが、スピードが速すぎると揺り戻しがある、今回はその揺り戻しの一つでしょう。3歩進んで2歩下がるというところでしょうか。すなわち、2歩下がることによるダメージが世界経済に及ぶことでしょう。これに対しては、付け焼刃的な対策だけでなく、根本的な対策が必要です。それは何か、参院選でシッカリと議論されるべきですし、私も選挙戦の応援演説の中で訴えたいと思います。


出典:http://ameblo.jp/sakuraishu/entry-12174459599.html


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