大串博志

【大串博志】バングラデシュのテロ人質事件と、総理官邸の責任感

バングラデシュ、ダッカでの人質事件には衝撃を受けました。いまだ安否不明の7人の皆さんの無事を、とにかく祈りたいと思います。

私もインドネシア大使館勤務の際、JICAから派遣されていらっしゃる専門家の方々と多くの仕事を行ってきました。皆さん、使命感に燃えて取り組んでいらっしゃる方ばかりでした。そのような方々を巻き込むテロ行為は絶対に許すことはできません。

一方で、このような重大な事態が起きる中で、菅官房長官が、選挙のための遊説を中止することなく出張に行ったということは、私には信じられません。

官房副長官らのバックアップがあるから大丈夫とでも言いたいのでしょうが、もし私なら自分の責務を考えて、選挙応援のマイクを握って人質事件とは関係のない選挙応援のセリフを吐く気にはとてもなれません。一体、どんな神経をしているのか。

そもそも、先に英国のEU離脱の国民投票結果が出て金融市場が大荒れとなった先週の金曜日。国民投票結果が出る日だと事前に分かっていながら、安倍総理も菅官房長官も選挙応援で総理官邸をカラにしていました。

選挙で勝てば何でも許される、数で勝ればいいんだという、安倍政権の極めて傲慢な態度がここにも表れていると思います。


出典:http://oogushi.ldblog.jp/archives/52464065.html


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