吉田りえ

【吉田りえ】グローバルテロリズムについて思うこと

NGOの一員として、国際社会で途上国支援活動をしてきた私にとって、現在、世界で起こっているテロ事件には、大きな哀しみと憤り以外のなにものでもありません。

テロは国境なき動きです。国家と国家の主権がぶつかりあう、戦争とは異なる次元で、人の命が大量に奪われていきます。 

テロを封じ込める為の安易な道はありません。 一方で、社会に不満をもち孤立感を大きく感じている若者が、世界各国において、過激な思想に染まっていく傾向は、事実として否めない状況となっています。
テロが頻発しているヨーロッパは、格差が拡大し、移民排斥の動きも決して弱くなっていません。

さて、外務省は、「日本もISの攻撃対象である」との認識を、7月21日の自民党外交部会で示しました。この事実をしっかりと私たちも認識しなければなりません。

地域で横断的に展開されるグローバルテロリズムに対処する為には、資金規制、大量破壊兵器関係のテロ防止、出入国管理等、多岐に渡る分野で国際社会が足並みを揃えて取り組んでいなかければなりません。

日本もISの攻撃対象であるという外務省の認識を受けて注視していきたいのは、やはり、日本が対テロのキャパシティ・ビルディングにおける政策の優先順位がどのようなものかです。

多国間枠組みが実質的にどうのように実態をもつのか等、私もこれから政策調査を重ねながら、しっかりと、グローバルテロリズムの観点から、国際社会における日本が置かれている実態について、分析をしていきたいと思っています。

私は、長年積み重ねてきたNGO活動から得た知見として、非政府組織の役割が今後、グローバルテロリズムにおいても、重視されてくると考えています。これからも、NGOの一員としての国際社会に貢献するミッションも、より一層果たすことができるように、実働の領域で、更に取組みのスピードを上げていきたいと思っています。

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出典:http://ameblo.jp/gifu-yoshidarie/entry-12183758867.html


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