水戸将史

【水戸将史】安倍首相の言っている「この道」とはどんな道? PartⅡ 

前号において、現政権、とりわけ安倍首相が選挙に掲げた「この道を行く、前へ前へ」というスローガンは、まさに「借金をする道」であると断言しました。
過去2回に亘り、選挙直前になって消費税増税を延期するという、国民受け狙いのパフォーマンスを繰り返しているのはご周知の通りです。もちろん私たちも、拙速な消費税増税には反対の立場をとっております。
ではそれによって空いた財源の穴は何によって埋めていくのか。少なくとも2%増税によって5兆円規模の税収増が見込めるはずだったのに…。安倍さんは無責任にも、税収の上振れ分をあてにし、赤字国債でしのいでいくと言明しました。全て将来へのツケ回しです。
国民全体の負担、すなわち消費税がダメと言うならば、その分の負担を誰かしらに背負ってもらう必要があります。それは誰なのか…。もちろん無駄遣いをなくすこと、支出を最大限抑えることも同時に行いながら。
既に企業内部に留保されているお金は377兆円、この10年間で約10%の法人税減税の結果です。お金は使ってなんばの世界、貯めるのではなく使うほうに力点を置かせるために、留保金課税は行うべきです。
またそもそも不公平税制の温床と言われている、租税特別措置を根本から見直し、撤廃すべきところは潔く撤廃すること。また、昨今パナマ文書で問題視されている「課税逃れ・タックスヘイブン」課税を強化することが肝要だと思います。
払うべき税金はきっちり払ってもらう、一定の社会還元をしてもらうのは企業の本来的な姿ではないでしょうか。ここに財源の活路を見いだしていくべきでしょう。


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