吉田りえ

【吉田りえ】「新しい公共」地域モデル:幸せの活性化

私の新しい公共の現場活動のひとつに、ペットボトルのキャップを集めてワクチンとして世界の子ども達へと贈る活動があります。 たくさんの岐阜市民のみなさんがご参加頂いているボランティアプログラムです。こうした、ボランティア活動は、「新しい公共」の取組みの活動のうちのひとつです。

では、「新しい公共」の取組みとは、なんでしょう?

簡単な言葉で言えば、市民が主体的に公共サービスの担い手になることです。いま、少子高齢化に伴い、高齢者福祉や子育て支援、防災、防犯など公共サービスの需要が、急速に拡大しています。一方で、行政の限界がある政策分野があり、そこでは、「新しい公共」の取組みに、期待がかかっています。

そもそも、公共性のパラダイム転換は、社会問題の多様化及び複雑化する中、官に委ねるだけでは十分な解決を得ることができないことが背景となっています。公共には、官の担う公共(公的公共性)と、民が担う公共(市民的公共性)があり、公共性のパラダイム転換そのものを新しい公共と定義することができます。

さて、岐阜市で私が地域を歩く中で、公共性のパラダイム転換=新しい公共の事例に多く出会います。それは、狭義のNPOの活動展開という観点のみではなく、地域の自治会をはじめ地縁組織等を通じた日々の活動、即ち地域の脈々とした絆・ソーシャルキャピタルが底辺としてあります。

東京のような都市にはない、新しい公共モデルがここ岐阜にはあると感じています。

「新しい公共」は、地域の活性化に大きな効果をもたらします。ただ、岐阜で現在進んでいる新しい公共による活性化が意味するところは、経済成長を指すのではありません。経済と福祉が両輪となって国のかたちとなっているように、福祉の活性化、幸せの活性化のモデルに大いになる可能性をもつ資源が豊かにあると感じるのです。

(1枚目画像は、国土交通省HP 地方振興:活力と魅力のある地域づくりページより)

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