吉田りえ

【吉田りえ】働く女性にとって、幸せとキャリアの両立ができる日本を!

娘から、『LEAN  IN リーン・イン』が届きました。
娘は、国家公務員として、キャリアとして、いま、働いています。

「お母さん、これ読んで。おすすめ!」という娘からのメッセージに、パラパラとページをめくる間に、みるみる読み進めていました。

LEAN INの著者は、フェイスブックの最高執行責任者(COO)であるシェリル・サンドバーグさんです。この本は、米国アマゾンで総合第1位のベストセラー。
TED600万人以上が視聴。全世界で160万部突破という評価を得ている本です。

米国では、30年前に、新規大卒者の50%が女性となり、女性の社会進出が進む中、一方で、政府や企業のリーダーは、マジョリティ、大多数が男性です。

「なぜ、女性のリーダーが生まれにくいのか?」「その原因はどこにあるのか?」シェリル・サンドバーグさんは、具体的な方法論やデータと共に、論を進めています。

日本はどうでしょうか?
言うまでもなく、日本においても、学業で優秀な女性の数は著しく増加しました。LEAN INの序文に、川本裕子、早稲田大学大学院教授のメッセージが記載されていますが、そこにおいて、半世紀前には男性13%、女性2%だった大学進学率が、直近では男性も女性もほぼ同じという数値がでており、大いなる前進が数値として出ています。しかし、教育の水準が男女に差がなくなっても、内閣府調査では、「女は家庭」という考えを支持する意見は、女性の意見も含めて40%に到達するそうです。

日本に女性のリーダーが生まれにくい土壌がある理由には、多くの理由が考えられますが、私は、その大きな理由のひとつに、政治経済界における指導層、即ち、この層はほぼ男性であるわけですが、この層が基本的に伝統的家庭観を強くもっており、これが日本の制度設計への女性の意思の反映を阻む原因になっていると思います。

いま、日本で女性を、労働市場において、「駒としての戦力」ではなく、「本格的な戦力」として育てようとするのであれば、仕事と家庭は二項対立ではなく、幸せとキャリアの両立にむけた価値観の軸をつくっていくことは、女性にとって結婚・出産・育児といった、女性が避けて通れないライフステージについての考え方を育むにあたり、とても大切です。 私は、本書にも提示されていますが、女性をめぐる社会構造は、数値、データベースで考えることが、重要だと考えています。

さて、冒頭の質問です。
教育水準においては、男女において差がないのに、
「なぜ、女性のリーダーが生まれにくいのか?」
「なぜ、女性と男性が対等という前提のもとに、女性の幸せが構築されないのか?」

その原因のひとつに、女性が、経済・政治の意思決定に参加していないことを指摘することができます。特に、日本は、経済・政治の意思決定への参加率は、国際社会において、極めて低い状態がずっと続いています。 ”決定”というものに、関わることができない女性。 私も女性なので、悲しいな、悔しいなと思います。

LEAN IN とは、一歩前に踏み出すということです。
女性が一歩前に踏み出すにあたり、本当に多くの課題にぶつかることでしょう。
でも、やはり、私達世代の女性が一歩前に踏み出すことで、次の世代の女性の前進があります。だから、頑張りたいと思います。

写真は、私の大切な3人の子ども達の小さい頃のものです。
今では、社会人と大学生。多くを子ども達から学ばせてもらっています。

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