西村智奈美

【西村智奈美】パリ協定とTPPと核兵器廃絶

 ようやく衆議院本会議で2020年からの地球温暖化対策を定めたパリ協定の審議が始まりました。私たちは、他国が締結を決めて発効が確実なこのパリ協定の締結国会合に日本も参加できるよう早期に国会での承認手続きを進めるべき、と主張してきましたが、政府は来年の通常国会で承認を求めたいなどと先送りする答弁をしてきました。聞けば、自民党の部会が反対してきたとのことです。結局、日本の参加を待たずにパリ協定は発効。政府も慌てて審議を求めてきましたが、締結国会合という主要国が乗ったバスは発車した後となりました。

 他方、TPPは米国大統領候補が消極的な発言をするなど発効する見込みは立っていませんし、国会での論戦はまだ入り口の段階と思いますが、こちらのほうは政府も与党も承認を急いでいるようです。その理由について総理は、日本が承認することで国際社会の発効に向けた気運を高めていきたい、と答弁しています。こちらは一人だけ早くバスに乗って、来るかどうかも分からない他の乗客を待とうということらしいです。

 そして国連の委員会で採択された核兵器禁止条約の制定をめざす決議案。昨年5年に一度の再検討会合が開催されたNPTでも議論が不調に終わったなか、別の法的枠組みへの期待感は高まっていたと思います。そこで提案されたものでしたが、日本政府はこれに反対しました。他の選択肢があったのではないか。与党の関係者が何の苦悩の色も見せず反対と言い切っている姿勢には大いに疑問を感じます。必ず乗ると確信されていた新型バスに乗らず、古いバスを自ら運転して行ってしまった日本。

 総じて、今の政権与党の外交は何かおかしい。課題によって対応が異なることもあるでしょうが、何が本筋で、何を日本が国際社会のなかで追及していくべきかを、全く見失っているとしか思えません。これも、長期政権になりつつあることの弊害、政権のおごりや慢心の現れといえるでしょう。

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