斎藤嘉隆

【斎藤嘉隆】通学路事故をなくしたい!

かけがえのない子どもの命がまた失われた。
先日、横浜で起きた通学途中の子どもたちの列に軽トラックが突っ込むという事故。
防犯カメラの映像などを見てもわかるように、子どもたちはルールを守り一列に並んで登校していたにもかかわらず事故は起きた。
通学路は狭い道路、カラー舗装はあったものの制限時速は60キロメートルだったとの報道もあった。
初当選以来、通学中の事故防止についてライフワークとして取り組んできた。
与党時代には、全国での危険箇所調査やその後の速やかな対策なども実施し、成果を挙げてきたと自負している。
しかし、根本的な解決にはほど遠い。
今回の事故も運転者の年齢や認知症の状況などが話題となっているが、そのような問題ではないと思う。
通学路があり、そこを車が通る限り、残念ながら事故はなくならないと考えるべきだ。
事故をなくすためには、通学路と車を隔離する方策が不可欠である。
通学時間は通行を禁止したり、少なくともゾーン30のような速度規制を行うべきだ。
あるいは、ITSの技術や、ハンプ、ボラードなどの道路施設を造り、速度が出せないような工夫をることも効果的だろう。
そのための法整備をすすめようと、仲間とともに頑張ってきた。これまで5度の法案提出も成立には至っていない。
そもそも、小学生が歩いて登下校している国は先進国では少ない。小学1年生が夕刻にとぼとぼと一人下校しているような状況を見るにつけ、安全を過信しているとしか思えない。
日本の自動車メーカーの安全性の高い車づくりの技術を生かしつつ、法の整備で道路の安全対策や規制の強化などを組み合わせて対応していく。
これまで多くの大切なお子さんを失った親族の方と意見交換をしてきた。
かけがえのない命を救うために、政治の責任として活動をすすめていく。


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