藤岡隆雄

【藤岡隆雄】日ロ外交について思うこと

こんばんは。日ロ首脳会談が終わりました。

この1本前のブログにおいて、日本外交が舐められていると指摘をし、プーチン大統領の訪日を受け入れるかすら再検討のフィルターにかけるべきと指摘をさせて頂きましたが、残念なことに、完全に舐められたまま終わってしまったという感じがいたします。

元島民の北方領土への自由な往来を可能にするよう調整を進めること自体は歓迎したいが、その見返りが、報道の通りの経済協力3000億円というのだとしたら、あまりに高額ではないか。

これでは、まるで、北方領土への関所の通行料として3000億円を支払うようなものであり、こんな高額の通行料を支払う国がどこにあるのか、と感じます。経済協力だからこちらに利益も出るというのかもしれませんが、かつてのサハリン2プロジェクトでも開発に力をいれて、その果実をいわば横取りされたこともすっかり忘れてしまったのでしょうか?

なんだか、領土交渉を進めるうえでの「信頼関係」という甘い囁きにしたがって、3000億円を出したというのは噴飯ものです。

報道においても、会えたこと自体が手柄というコメントも出ていましたが、冗談じゃありません。あって何を決めたかが重要なのです。やはり、希望的観測に基づく外交ではなく、厳しい見方の外交を進めるべきと感じます。


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