福山哲郎

【福山哲郎】「3/16委員会視察報告」

thedemocraticparty

3月16日に参院予算委員会の委員として、学校法人森友学園が建設中の瑞穂の國記念小学院の建設現場を視察した民進党の福山哲郎議員が、その時の籠池理事長とのやり取りの詳細をブログに書いています。

出典 : http://www.fukuyama.gr.jp/diary/2017/03/18/15880/

16日の参議院予算委員会の視察の簡単なご報告をします。

大阪府と近畿財務局、大阪航空局のヒアリングは、参議院としての視察で、それぞれ大阪府は教育長、そして近畿財務局長、大阪航空局長が出席して始まりました。

大阪府からは一定の資料の提出があり、特に近畿財務局とのやりとりは具体的な日付の特定も含めて成果がありました。
いわゆる「ニワトリが先か、卵が先か」のやりとりですが、大阪府の私学審議会の認可適当の判断と近畿財務局との有償貸付契約のどちらを先にやるか、綱引きをしていた様子が垣間見えました。会談記録がないことを理由に、近畿財務局がこのやりとりの具体的な日付の特定を避けていたのが印象的でした。

ただ、なぜか大阪府も記録は廃棄したとしており、国の財務省とのやりとりを地方自治体が残さないなどということはありえません。

近畿財務局も面談記録の問題は歯切れが悪く、さすがに全てを廃棄したとは言い難い雰囲気を出していて、国会の答弁とはやや異なる感じでした。特に、この森友問題が発覚した後の、森友側との接触記録は、残してあるが、何回かは言えない、という極めて曖昧なものに終始しました。資料の提出は甚だ不誠実なものでした。

このヒアリングは、国会での審議とは、また違った意味での成果があったように思います。院の派遣なので議事録も正式なものが開示される予定です。

続いては、森友学園小学校建設地の視察です。
実は、当日の午前中まで、視察を受け入れてもらえるのか、誰が出てこられるのか、はっきりしない状況でした。参議院事務局から、午前の視察が終了した前後ぐらいに、籠池理事長自身が受け入れ、迎える旨の報告がありました。
与党の理事とも協議し、視察を申し入れしたのは参議院側なので、どなたであろうと訪問することに決めました。その時点では参考人招致を認めていない状況の中で、よく決断していただいたと思います。

一部を紹介します。

*****
<小学校入口で>

○籠池 どうも皆さん、きょうはようお出でいただきました。この瑞穂の国記念小学院の建物の建築費の中には、安倍総理の寄附金が入っています。これをお伝えしておきます。それでできております。したがいまして、この建物について、どうぞ賠償をしていただきたいと思います。
我々のほうは、一生懸命これをつくり上げてきたのですが、何らかの関係でそれが、瑞穂の国記念小学院の設置認可が留まってしまう、我々は取り下げてしまいましたが、この建物が、終わっております我々の建設屋さん、そしてそのほかの業者、全てに影響が出ています。私のほうの学園でも、たくさん影響が出ます。これらの先行投資をしていますから。
そこについて、我々がこの学園をつくり上げようとしたのは、皆さん方のご意志があってこそやと思っています。しかも、そのご意志の中には、誠に恐縮ですが、安倍内閣総理大臣の寄附金が入っておりますことを伝達します。

*****
<小学校校舎内で>

○委員 冒頭に、安倍総理の寄附金が入っているのだとおっしゃいましたが、それはいつ、お幾らくらい、いただいたと。
○籠池 平成27年の9月に安倍昭恵総理夫人が私どものほうの講演会に来られたときに、そのときに、「どうぞこれお使いください。すいません、お使いください」と。「一人でさせて申しわけない」と。「これはどなたからですか?」「安倍晋三からです」とおっしゃった。「どうしましょうか?」と、「これは領収証はどういたしましょうか?」と。「いや、それはもう結構でございますので」ということで、私はそれでこちらのをいただいたと。それは全部、名前は書いておりませんが、日付が入ったものがそこにありますので。
ですからそういう意味では、安倍総理がおっしゃっていましたが、なにかしつこい人間で、事務所のほうも云々というくだりがあったと思いますが、平成27年の9月には、そのようなものをいただいていたということは、心と心が一緒だったのだというふうに、当然のことながら認識いたしました。

○委員 幾らですか?
○籠池 100万円

○委員 今、これだけ建物が立っている中で、今、認可を取り下げられたわけですが、どういう、いろいろプロセスもあったと思うのですね。財務局側ともあったでしょうし、そういうプロセスも含めて、今どんなお気持ちですか?
○籠池 いや、それだったら、初めから私学審議会の認可をおろしてもらわなかったら、取りかかれなかった。だって、今ここで、9分(ぶ)、8分ぐらいこれできていまして、はしご段を外された関係ですから。「おまえら、倒れよ」という感じになってくると思います。もう当然、「潰れてしまっていいのではないか」という形。わかっていると思いますよ、「ここで手を引けば倒れるな」という。そういうふうな事柄というのは、なにか“潰し魔”みたいな感じと僕は思っています。
たくさんの労働者の方、社長のところだって労働者の方がたくさんいらっしゃる、建設作業員。我々のところでもいます。その人たちは、あとどのようにして生活してくわけですか。たくさんいるでしょう、150名どころか、もっとたくさんいますよ。ですから、先生のところの党なんていうのは、やはり「労働者のために」とおっしゃっているわけでしょ。そうじゃなくて今回、認可を取り下げた段階でそういうふうな結果になることはわかっているわけですから。これはおかしいと思いますよ、やっぱり。おかしいです。

*****

○委員 学校建設に当たって行政と交渉しましたよね。その過程で、鴻池議員以外に、政治家に相談したり、あるいは口利きをお願いしたりした事実はありますか。
○籠池 それはない。そういうことはありません。

○委員 結果的にこういうことになったわけだが、先ほど、もともと認可してくれなかったほうがよかったのじゃないか、と。そんな中で「認可適当」ということになって、今、やはり一番、籠池さんにとって「この人は許せない」という方は誰でしょうか。その機関はどこでしょうか。
○籠池 大阪府ではないですか。大阪府の松井知事ではないですか。ああいうふうな、なんというか観測気球をして、世論を誘導して、「あそこの学校はとんでもないところや」と言い出したところが一番いかんのではないですか。大阪は、大阪市も大阪府も、地方政権の維新が持っていますから。維新だって、私はよく知り合いはおりますよ。いろいろ相談もしています。口で言えば、すぐ出ます。


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