櫻井周

【櫻井周】憲法改正のコストと政策効果

thedemocraticparty

民進党兵庫県第6区櫻井周総支部長が、首都大学東京の木村草太教授が「教育無償化は改憲しなくてもできる。国民投票には850億かかるから、それを奨学金に使った方がいい」とコメントしたことを紹介。憲法改正で教育無償化を主張する人たちは、教育無償化ではなくて憲法改正が目的であると指摘しています。

出典 : http://ameblo.jp/sakuraishu/entry-12272689054.html

 首都大学東京の木村草太教授は「教育無償化は改憲しなくてもできる。国民投票には850億かかるから、それを奨学金に使った方がいい」とコメントしたことがインターネット上で話題になっています。

 木村教授の指摘が急所を突いていると思います。結局、目的は何なのか?憲法改正したいのか、教育無償化を実現したいのか、ということです。教育無償化が目的ならば、憲法改正しなくてもできることは、昭和39年の最高裁判例で立法措置にゆだねられるとされていることから解釈できるところです。

 やった実績がないので国民投票にいくらかかるかは正確には分かりませんが、衆院選が700億円~800億円ですからこれに相当するコストがかかるでしょう。本当に教育無償化を実現したいなら、憲法改正をせずに予算措置を講じた方がよっぽど早道という木村教授の指摘はごもっともです。

 にも拘わらず、憲法改正で教育無償化を主張する人たちは、実のところ、憲法改正が目的であって、教育無償化はどうでもよいと思っていることをあぶり出しています。


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