藤岡隆雄

【藤岡隆雄】権力の濫用甚だしき〜加計学園を巡る話から〜

thedemocraticparty

民進党栃木県第4区藤岡隆雄総支部長が、加計学園の疑惑をめぐって、前川・前文部科学次官のプライバシーに関することが読売新聞社会面に掲載されたことが、政権側が狙った一方的な弾圧制裁攻撃とみるほかないと指摘しています。

出典 : http://ameblo.jp/takao-fujioka/entry-12278515172.html

 こんばんは。ここのところ政権運営は明らかに異常である。特に加計学園を巡る国家戦略特区を活用した獣医学部新設に絡んでは、なぜ総理の意向だと認めないのか。

 もちろんどう考えても総理のお友達に獣医学部新設の利益誘導をしたという見立てになるのだが、政府としてそういいたくなくとも総理の意向をある程度みとめ、単に、総理の想いで地域を限定する形での獣医学部新設の道を開いたと言えばいいだけの話であろう。

 その際に当然なぜこうした手法で道を開く必要があったのかをビジョンを含めて十分に国会で説明してもらわなければならない。

 今回まずあきれるのがこの納得のいく説明がまるで聞こえてこないことである。

 さらには総理の意向と記す文書の存在も追加的な確認をせず、総理の意向でないと言い張るならば誰がこういう政策を進めるのだろうか。

 そして驚くべきは、政権側は総理の意向という点を頑なに認めず、あろうことかこの点の情報を流す前川前文科次官の個人攻撃をやっている点である。

 はっきりいって加計学園の問題と、天下り問題の時の前川前次官の出処進退や出会い系バー通いの問題は全くと言えるほど関係ない話だ。

 まして次官を退任したいわば私人のプライバシーの話が政権に近い読売の社会面に載せられ、すぐさま官房長官会見で質疑が行われるのは、どうみても政権側が狙った一方的な私人への弾圧制裁攻撃とみるより他ない。やっていいことと悪いことがある。

 今、政権がやるべきは、総理をひたすら守り、歯向かう私人への弾圧制裁に走るのではなく、

  • 総理の意向と認めた上で、なぜあのような要件を絞った獣医学部新設の道を開いたのかのビジョンを含めた説明、
  • あるいは総理の意向でないとするならば、前川次官の証人喚問による国会での説明の場をつくること、更には誰が一連の政策を推進したのかの説明

に力を注ぐべきであろう。こうした説明がなされず、私人をいわば弾圧するのならば、権力の濫用甚だしきといわざるを得ない。


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