桜井充

【桜井充】桜井充メルマガ:「何のための徹夜国会なのか」

thedemocraticparty

民進党の桜井充参院議員が、政府がテロ等準備罪と呼ぶ共謀罪法案(組織犯罪処罰法改正案)を徹夜国会で中間報告という異例の方法で強行採決して成立させたことについて、その理由を安倍総理が加計学園の追及が嫌で国会を早く閉じたかったからだと解説しています。

出典 : http://dr-sakurai.ecgo.jp/blog170615215319.html

◇何のための徹夜国会なのか

昨日朝10時から始まった本会議は、一夜明けた今朝の7時半頃に終わった。何故こんなことになったのか。答えは簡単で、安倍総理が加計学園の追及が嫌で、国会を早く閉じたかったからである。

いわゆる共謀罪は、中間報告という方法で成立した。通常、法案は委員会で十分に議論された後、採決を行って本会議に送られ、本会議で採決して成立、あるいは参議院か衆議院に送られることになる。中間報告とは、委員会で採決を行わず、質疑を打ち切り、本会議での採決しか行わない手段である。

過去に中間報告がなされた例がないわけではない。例えば、臓器移植法の時には、党議拘束をかけておらず、委員会で採決した方が混乱するという理由で、中間報告という手段が用いられた。このときには全会一致で、このような手段が用いられた。

また、委員長が野党の場合、野党が採決に応じなければ、いつまでも委員会審査が続くことになる。与党がこれを打開するためには、委員長を解任して、与党の議員に変えたうえで採決を行うか、中間報告という手を取るしかない。

今回の中間報告は前述した2つの、どちらの例とも違っている。委員長は与党であり、委員会で強行採決する気になればいつでもできる状況だったが、日程が差し迫っていたので、中間報告という暴挙に出たのである。

おそらく、参議院自民党は中間報告することなど念頭になかったと思うが、総理からの指示で仕方なく行ったのだと思う。安倍総理の暴挙は、このようなところでも行われているのである。

加計学園は新しい局面に入った。文部科学省がメールを再調査し、今までになかったメールが出てきたのである。その内容は、総理官邸が関与していることを示唆するものであり、いよいよ安倍総理は追い込まれてきていると思っている。明日も質問に立つので、何とか安倍政権を倒せるように頑張りたいと思う。

 

参議院議員・医師 桜井 充


記事一覧